カードローンや消費者金融からの借入が増えて、毎月の返済が大変になってきた——そんな状況に陥っている方は少なくありません。そのような場合に有効な手段が、「借り換え」や「おまとめローン」です。

複数の借金を1本にまとめたり、金利の高い借入を金利の低いカードローンへ借り換えると、月々の返済額を減らしたり、トータルの利息負担を軽くしたりすることができます。この記事では、カードローンの借り換えとおまとめローンの仕組み、リボ払いへの対処法、フリーローンとの違いについて解説します。

カードローンの借り換え・おまとめローンとは

カードローンの借り換えとは、現在の高金利の借入を、より低金利のカードローンに切り替えることです。特に消費者金融のカードローンは、銀行のカードローンより金利が高い傾向にあるため、消費者金融のカードローンを銀行のカードローンに切り換える手法があります。

一方、おまとめローンとは、複数の借入を1つのローンにまとめる方法です。どちらも金利の引き下げと返済管理の簡素化を目的としています。

借り換えとおまとめローンの違い
カードローン借り換え おまとめローン
対象 1つの借入を低金利に切り替える 複数の借入を1本にまとめる
主な目的 金利を下げて利息負担を軽減 返済先を1本化して管理を簡単に
利用場面 同種のローンで金利差がある場合 複数社からの借入がある場合
審査 借り換え先での新規審査が必要 おまとめローンの審査が必要

リボ払いを借り換えで解消する方法

クレジットカードのリボ払いをカードローンに切り変える手法もよく使われます。クレジットカードのリボ払いは、月々の返済額が一定で使いやすい反面、金利が年15%〜18%前後に設定されていることが多く、なかなか残高が減らないという問題があります。リボ払いの返済に悩んでいる場合、低金利のカードローンへ借り換えることで改善できる可能性があります。

リボ払いを借り換える手順
  • 現在のリボ払い残高と金利を確認する
  • 低金利のカードローンやおまとめローンを探して申し込む
  • 審査通過後、融資を受けてリボ払い残高を一括返済する
  • 新しいローンに切り替えた後は、低金利で返済を続ける

たとえば、年利18%・残高50万円のリボ払いを年利14.5%のカードローンに借り換えると、単純計算で年間の利息差は17,500円になります。借り換えの効果は、金利差が大きいほど、また、残高が多いほど大きくなります。

おまとめローンのメリット・デメリット

おまとめローンは便利な反面、注意点もあります。利用前にメリットとデメリットの両方を把握しておきましょう。

おまとめローンのメリット
複数の返済先が1社にまとまり、管理が楽になる
高金利のローンから低金利のローンに切り替えることで利息負担が減る可能性がある
毎月の返済額を減らせる場合がある(返済期間を延ばすことで)
返済の漏れや延滞リスクが下がる
おまとめローンのデメリット
返済期間が延びると、トータルの支払利息が増える場合がある
おまとめ後にカードローンを再利用すると、また複数の借入になってしまう
審査があるため、必ずしも通過できるわけではない
おまとめローンは返済専用ローンのため、追加の借入ができない場合が多い

借り換え・おまとめ時の注意点

借り換えやおまとめローンを検討する際は、以下の点を必ず確認してください。

借り換え・おまとめ時の注意点
借り換え後の金利が現在より本当に低いか確認する
返済期間を延ばすと月々の負担は減るが、返済総額は増える可能性がある
おまとめ後にカードローンを新たに作らず、完済を目指す
繰り上げ返済ができるかどうか確認する(早期完済で支払利息を減らせる)

カードローンの借り換えやおまとめローンは、正しく活用すれば借金の返済を大きく楽にできます。リボ払いや複数のキャッシングで返済に行き詰まりを感じている方は、低金利への借り換えを真剣に検討してみてください。